想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

MG パーフェクトストライク その9

令人:こんにちは!その9にして、ようやく素体の完成です!

和歌:ながい道のりでしたね。

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和歌:おお、カッコイイ! ポイント塗装も効いていますね。

令人:色合いも落ち着いた大人っぽい色になったかと思います。結局はストライクフリーダムと同じ色になったわけですが。腕が長いという人もいますが、気になる程度ではありません。

和歌:ストライクは、このマッシブさとスマートさが同居しているところがいいんですよ。

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令人:ストライカーパックを背負うと見えなくなってしまう背部も、結構凝った造りになっています。

令人:私の中では、『EVOLVE』で縦横無尽に動き回るストライクのイメージが大きく、こんなポーズなんかも取らせてみたくなっちゃうんですが、見事に応えてくれました。

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和歌:回し蹴りのポーズでも自立しちゃうんですね。

令人:股間の軸が左右別々に延長できるので、可動域を表す典型的なポーズを取ってみましょう。

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令人:正面から見ると問題ないのですが――

和歌:横から見ると、のけぞってますね。

令人:実はもっと上体を起こすことができるんだけど、そうするとコクピットハッチの赤い部分が下まで開かなくなっちゃうんだよ。劇中ではワイヤーみたいなのを使って乗り降りしているからこんなポーズを取ることはないんだけどな。

 

和歌:次は前回載せ忘れたストライクの固定武装であるナイフ、アーマーシュナイダーですね。

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令人:コレはまず刃の部分をヤスリがけしてなるべく薄くなるようにしました。塗装はMr.メタルカラーのクロームシルバーを筆で重ね塗りしたら凸凹になってしまったので、1000番と1200番のヤスリで軽く磨くように削って塗装が平らになるようにしました。結果、輝きが増したように思います。

 

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和歌:アーマーシュナイダーはこのようにサイドアーマーに収納されています。

 

令人:今回の撮影は、背景を使ってみました。バンダイのエンタメサイトWONDER!SCHOOLで配信されているものです。

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令人:足の加工の効果で、これだけ足を開いてもしっかり接地しています。

 

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令人:アーマーシュナイダーを投げつけようとしているところ。何話かでそういうシーンがあったような――

和歌:それよりも、上の画像もそうだけど、ライティングの向きが悪いから、せっかくのポイント塗装が活きていませんね。

令人:くそっ、これならどうだ!

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和歌:おっ、腕とか肩とか輝いていますね。ってか、なぜ対艦刀?

令人:ナイフばかりじゃつまらないからな。今、ストライカーパックもバッテリーも背負っていないからビーム刃は張れない、ということで。

和歌:両手持ちが決まっていますね。ソードストライクが楽しみです。

令人:次回からはストライカーパック付きで一つずつ紹介したいと思います。

和歌:その前にまだ完成していないストライカーパックがありますよね。

令人:そちらも完成しましたので、近日中にご紹介します。

和歌:それでは、次回はエールストライカーです!

MG パーフェクトストライク その8

令人:こんにちは! 8回目にしてようやく本体のストライクが完成しました!

和歌:また、ずいぶん間が空きましたね。

令人:今回初めてのチャレンジした作業に慣れるまで、何度もやり直したりしたからなぁ。それと並行してエールストライカーも進めてたよ。最近はリゼロにもハマってました。

和歌:リゼル? あの、Zガンダムの量産が目的だったのに可変機構はメタスだったリゼル

令人:リガズィみたいに不可逆的な変型よりはいいんじゃないか? じゃなくて、リゼロ! 「Re:ゼロから始める異世界生活」のことだよ。Amazonプライム・ビデオでアニメが見放題になってたんでな。シーズン2まで全50話を通しで観てた。

和歌:ああ、レムちゃん可愛いですよね。

令人:知っててボケたな。でもなんで巷で人気が有るのかやっと解ったよ。っと脱線はこれくらいにして、本題に戻ろう。

和歌:今回はパーツごとに見ていきます。

令人:あ、その前に。今回もラクマで購入した水転写デカールを基本使用しています。数が足りなかったり、デ貼りに貼りに失敗したときに、キットに添付のマーキングシールを使っています。

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和歌:なるほど。「空装強襲」でエールストライクかぁ。

令人:その他、過去に使ったデカールの残りなども使用しています。

 

 

 頭部・胴部

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令人:頭部は何もいじっていません。素組みです。

和歌:胴体は大幅に色を変えましたね。

令人:今回のコン大人が乗れる大人が乗れるガンダム」だからね。鮮やかなブルーはダークブルーに、赤い腹巻きと揶揄される腹部はグレーに変更しています。コクピット両側の衝立みたいなパーツが目立たなくなるかと思ったんだけど、グレーの色味が成形色と違っていたのでよかったです。

和歌:あのパーツがあるから、ストライクビルドもなるほどストライクベースだ、って解りますもんね。

令人:なんだか、最近発言が玄人っぽくなってきたな。

和歌:胸のところに見慣れないエンブレムがありますね。

令人:なんて書いてあるか読める?

和歌:ん-、エン…ジュ? ああ、そうか、エンデュミオンの鷹かぁ。

令人:おれも始めて見た。バンダイのシールになってるってことは、公式なんだろうな。

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和歌:腹部には、謎の金ポッチが……

令人:今回の製作上のテーマは二つあって、一つはメインカラーのアレンジ。

和歌:今までは、ポイント的なアレンジでしたもんね。

令人:もう一つは、金や銀によるポイント塗装。そうすることによって機体全体の情報量を上げルことを狙ってます。それには円形マスキングシールという、円形のマスクが活躍していますが、コレについては近々ツール編でご紹介します。

和歌:金の塗装はMr.メタリックですか?

令人:今回はこんなのを使ってみました。

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令人:ダイソーの文具売り場で見つけたんだが、油性だからプラモに使えるし、パッケージの派手さから結構輝くんじゃないかと期待して買ってみました。プラチナ万年筆の製品だから、品質は良さそうだし。

和歌:確かにマーカーのガンダムゴールドよりは金属感が出ていますね。

令人:ポイント塗装に最適。広い面を塗るのには向いてなかった。ペンの端の部分でどうしてもムラになっちゃう。

和歌:ガンダムマーカーのシャインゴールドみたいなの、出ればいいですね。

 

 

腰部

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令人:装甲の隙間に燦然と輝くシャインシルバー!

和歌:あれ、ここ、ただのシルバーでしたよね。

令人:どこにも売ってなかったガンダムマーカーEXシャインシルバーをようやくゲットしたのだよ。早速塗り替えちゃいましたけど、これが大正解。

和歌:メッキシルバーにしようとは思わなかったんですか。

令人:なんか、扱いが面倒そうだから、食指が伸びない。シャインシルバーで十分だよ。

 

 

 

肩部

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令人:上のフロントアーマーの部分もそうですが、このキットにはドライデカールも付いていて、大きな文字系のマーキングはほぼドライデカールです。

和歌:ドライデカールは厚みを感じさせないからいいですよね。

令人:肩のポイント塗装は元々モールドのあった部分に行っています。

 

 

腕部

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令人:腕のポイント塗装は一手間加えています。マーキングのある外装パーツの箇所ですが、円形マスキングシールを貼ってから 中央の円形の部分にピンバイスでちょっとだけ彫り、そこに流し込むようにしてシャインシルバーを塗っています。

和歌:元々無かった部分に、モールドを追加したんですね。

令人:ヒジ関節のフレームやヒジカバーのポイント塗装はモールドがあった部分です。

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和歌:工具にしては珍しい色合いですね。

令人:一目見て購入を決めたよ。

 

 

脚部

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和歌:ヒジもそうだったけど、ヒザも180°近く曲がりますね。

令人:足底も分割して動くから、立て膝もつきやすいです。これもヒザカバーのところにモールドを追加しています。

 

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令人:足裏もびっしりとモールドが入っています。

和歌:バーニア部分はシャインシルバーじゃない?

令人:シャインシルバー買える前だったので、Mr.メタリックのクロームシルバーを筆塗りしています。

和歌:そういえば、足首の可動に不満を持っていましたよね。

令人:左右の傾きの角度を増やすために、装甲が干渉している靴の一部を削り落としました。

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令人:右の靴にある上部の凸部分が左では無くなっているのが判るでしょうか。この加工によって、脚が内側に倒れる角度が広がりました。

 

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和歌:左脚も内側に倒した方がわかりやすかったんじゃないですか。
令人:そんなことを云われても後のフェスティバル。左足も削っちゃったから。右にも左にも同じくらいしか傾けられなかったということで。この加工によって、より脚を開いてもきちんと接地するようになりました。
和歌:シリンダーはやっぱりシャインシルバーが映えますね。

 

和歌:近頃なかった大ボリュームにお付き合いいただき、ありがとうございます。

令人:次回はストライクを組み上げて、いろいろ動かしてみます。

和歌:場合によっては、ツール編が先に入るかもしれません。それでは、また次回で。

 

 

[番外編]ユニコーンガンダム ヘッドディスプレイ

こんにちは!

管理人のChiharoです。

 

今回はほぼ製作工程の話になりますので、私が解説していきます。

 

このタイトルを見て、首を傾げている人もいるでしょう。

コレは何かと云うと――

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じゃん! 10年以上前、模型誌電撃ホビーマガジン』の付録として付いていたものです。調べてみたら、1/48のようです。細かいことは憶えていませんでした。

画像の出典はAmazonさんです。

 

コレを素組みで組むとどうなるか。

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今回は素組みの写真を撮っていなくて、この画像はEGガンダムの記事から持ってきました。興味がおありの方は2020年11月の記事をご覧ください。

 

さて、ご覧のようにクリアパーツの他は白1色です。スミ入れすらせずに、ただディスプレイベースとして使っていたのですが、最近InstagramでコレにLEDを仕込んで発光させている画像を拝見し、なるほど、私もやってみようと、11年ぶりに手を加えることにしました。

 

まず、素材はこちら。

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とてもプラモデルを作るとは思えませんね。電子工作か、というラインアップですが、まぁ、やることは電子工作とほぼ変わらないですね。

 

電池以外はヨドバシカメラで購入。youtubeで見た作例は100均のLEDライトを分解していましたが、その場合LEDの端子と別で買ったコードをハンダ付けする必要があったので、このようにコード付きが売っていたのは幸いでした。別の家電量販店では、模型用のは売っていないといわれたのに、さすがヨドバシカメラです。それにしてもこんなパーツが売っていたんですね。

 

LEDに電圧が3Vとの記載があったので、3V対応の、つまり乾電池2本用の電池ボックスも購入。後で気がついたのですが、LEDを見つけた興奮でスイッチが付いていない電池ボックスを買ってしまいました。

 

予備のハンダも買って準備は万端、それでは作業に入りましょう。

 

まずは塗装とスミ入れ。Instagramの画像がきれいに塗り分けられていたので、私もガンダムマーカーとエアブラシシステムとAQUEOUS(新水性ホビーカラー なんと読むのか解らん)の筆塗りとマスキングテープを駆使したのですが、結果はご覧の通りです。

 

次に、首のパーツにコードを通す穴を開ける必要があります。ネットではDAISOのピンバイスが安いわりに使い勝手がいいらしい。ただし、あちこちのDAISOに行ってみましたが、どこにも打っておらず、ネットの記事も数年前のものだったので、現在は売ってないんだと思い諦めました。諦められたのは、これがあったことを思い出したからです。

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穴を開けられるパーツに対して何十倍もの大きさですが、以前にIKEAで購入したものです。カラーボックス2個を一度に組み立てたときに使ったきりだったので、数年ぶりに2度目の登板です。

右上に見えるドリル刃の直径をノギスで計ると、細い方が2mm。丁度よいサイズじゃないか? 試しにヘッドディスプレイの支柱の部分に使ってみたらきれいに穴が開いたので、首のパーツに使用。無事コード、というかLEDごと通すことができました。

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LEDは首のパーツに根元のコードを接着しました。

 

ヘッドパーツは一度バラしましたが、分解と再組み立ての際にもネットやyoutubeを参考にさせてもらいました。いや、いい時代だ。

 

その次に、コードと電池ボックスを繋げなければいけません。仮止めしてちゃんと光ることを確認した後、ハンダ付けです。

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息子のハンダごてを借りて作業実行。これも数年ぶりの作業でしたが、なんとか接続できました。

 

スイッチは一計を案じましたよ。

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コードの片一方をアルミ製のクリップに接続したのです。点灯するときはクリップで電池ボックスの端子を挟んで通電。使わないときはクリップを外しておけばよいのです。

 

台座の底の一部にコードを通すために削り、電池ボックスとは面テープで結合。

 

そして完成品がこちら!

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最初に作った時から、きれいに1本角にはなりません。もともとパーツの表面がへの字型に盛り上がっていたから、最初から1本角にするつもりが無かったのかもしれません。への字を削り落として表面を真っ平らにしましたが、閉じるのはここまで。軽く温めてパーツの反りを直そうとも思いましたが、リスクが高すぎるの止めました。

 

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もちろん、デストロイモードへの変形機構は残っています。

 

それでは、いよいよ点灯!

 

真っ暗な中で写真を撮っても、赤く光っているのが見えるだけなので、トレス台を設置しました。

再び点灯して部屋の照明を消すと――

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装甲の隙間から光が漏れて、いい感じじゃないですか!
下に光が出て反射してしまうのは如何ともしがたいですね。

 

そしていよいよデストロ~イ!

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おお、これもいい感じ♪

変身の途中で気がついたのですが、ユニコーンモードのマスクがLEDに被さる形になるので、光が少し弱まっています。

そうか、ツインアイの周りは黒く塗っておいた方が良かった。今度修正しておこう。

 

暗くするとせっかく塗ったツノのゴールドが見えなくなるけど、塗装の拙い部分も見えなくなるから、これはこれで。

 

塗装はともかく、発光は満足いく仕上がりとなりました。1/48サイズというと、ユニコーンガンダムはメガサイズモデルが販売されているので、頭部をコレにすげ替えてもいいかもしれませんね。

 

さあ、次はバンシィだ!

 

あ、パーフェクトストライクも少しずつですが、進んでいますよ。

 

それではまた、次の番外編で。

 

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MG パーフェクトストライク その7

令人:こんにちは! 今回は余り間を空けずに行きます!

和歌:とうとうエールストライカーですか?

令人:いや、先に武装を作りました。

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和歌:ビームライフルですね。

令人:この後、デカール貼りとトップコート、そしてポイント塗装の予定です。

 

令人:お次はこちら。

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和歌:シールドですね。裏も何色かで塗り分けてますね。

令人:ガンダムマーカーのゴールド、シルバー、グレー、ダークブルー、レッドの5色です。範囲が広いダークブルーだけ、エアブラシシステムで、その他はペンのまま塗っています。シルバーのパイプ状のところは塗りづらかったですね。マステを細かく切って貼ったりしたんですけどね。ペンで塗ると、マステの下にインクが入っちゃうことがままあります。

和歌:あれ? オモテの赤、きれいになってません?

令人:エアブラシシステムで塗り直したよ。一回前の塗装を紙やすりやスポンジヤスリで削り落として。

和歌:消しペン使えばよかったのに。

令人:そう、その存在を忘れていてね。長いのを削り終わってから気付いたよ。しかし、こうやって見ると、ヒケとかあるなあ。せっかく塗装する面だから、表面処理もしておけばよかった。

和歌:赤の先っぽが気になるんですけど。

令人:実は、このキット、MGなのに肉抜き穴があってね。

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和歌:うわ、ホントだ。HGみたい。コレを上の画像のように修正したんですね。でもパテ持っていませんよね?

令人:パテは無いけど、コレがある!

和歌:木工用ボンド?

令人:こいつを穴の中に流し込んでやったのよ。

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令人:この状態で1日乾燥させてみたら、ボンドが凹んじゃってね。3回繰り返してやっと満足のいく状態になりました。そして赤く塗ったら、このように。

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和歌:パテを使わなくてもできちゃったんでですね。

令人:今後もパテを使うつもりなら、買ってもよかったんだが、次にいつ使うかわかりもしないものを買うのもね。

和歌:パテまで使い始めたら、もうちょい足しとは云えませんね。

 

令人:今回はここまでです。

和歌:え、これだけ? GWは何をやっていたんですか?

令人:あの、シールドの裏を塗り分けるだけでも結構手間暇喰ったんだよ。それに平行してあるプロジェクトも進めていてね。そちらは管理人が直接発表するそうだ。他に、木工のための準備をしていたんだよ。

和歌:木工、ですか?

令人:PC台、じゃない、モニター台を作ろうと思っててね。モニターの下にノートPCを収納できれば、デスク上の作業スペースが広がるので。

 

和歌:ところでですね、さっきから気になっているんですが、このシールドの配色、どこかで見たことがあるような気がして――

令人:おう、気付いたか。コレを見たまえ。

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画像出典:Amazon

和歌:あ、ルージュのシールド! まさか、コレをパクった?

令人:違うわ。いろいろ試行した上でこの色に辿り着いたんだから、偶然だ。しかも、ルージュの方は、ベースはブラックだ。見ろ、こんな案もあったんだ。

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和歌:これはこれでもいいかも。

令人:濃いダークブルーと赤だとやっぱり「重く」感じるんだよな。シールドなんだから重くてもいいのかもしれんが。

和歌:なるほど。パクリ疑惑は失礼しました。

 

和歌:さて、次はデカール貼りですね。

令人:その前に管理人の投稿がありそうだぞ。

和歌:何なんですかね。プロジェクトって。

令人:一応、プラモ関連ではあるそうだ。

和歌:それでは、次々回、その8でまたお会いしましょう!

 

 

 

 

 



 

MG パーフェクトストライク その6

令人:こんにちは! 今月は繁忙期で忙しく、プラモ作りを進める暇も少なかったので、ちょっと間が空いちゃいました。

和歌:ちょっと? ほぼ1ヶ月間ぶりです。皆さん、お元気でしょうか。それでは、早速進捗状況を見てみましょう。

 

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令人:腰部です。

和歌:少し光ってます?

令人:装甲の隙間からフレームが覗いているところは、何カ所かシルバーで塗ってみました。ただ、素材がABSなので、メタリックカラーはやめてガンダムマーカーのシルバーです。今回はパーツが干渉しないよう、塗った部分は塗膜分削ってます。

和歌:おお、成長しましたね。

令人:過去の失敗は活かさないとね。今思うと、ガンダムマーカーEXのメッキシルバーまでいかなくてもせめてシャインシルバーくらいは使えばよかったかな。

和歌:まだ成長の余地ありですね……

令人:リアスカートは一つの軸で繋がってたんだけど、それぞれが独立して可動できるように真ん中で切り離しちゃいました。このままだとすぐ抜けちゃうので、”留め”を作んないといけないですね。

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和歌:次はこちら。

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和歌:足部ですね。かかとのところが可動するんですね。

令人:つま先側が動いた方が片膝立ちとかはやりやすいんだけどね。この足首、パーツの干渉で写真ぐらいしか横に倒れないので、少しパーツを削って可動範囲を拡げます。このままじゃ、足を大きく開いたときに設置面積がスゴく小さくなってしまうので。

 

和歌:はい、次は脚部です。

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令人:真ん中で光っているのは、スタンドの光なので、気にしないでください。

和歌:さすがMG。しっかり色分けされてますね。

令人:可動はこんな感じです。

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和歌:腕部と同様、ヒザもほぼ180°曲がりますね。

令人:さすがストライク、といったところです。

 

和歌:もしかして、これでパーツが揃ったんじゃないですか。

令人:その通り。で、仮組みしてみました。

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和歌:ストライクはやはりカッコイイですね!

令人:仮組みなので、腕や脚は完全にははめ込んでいません。一度付けたら外せなくなりそうだったので、サイドアーマーは付けていません。

和歌:色も渋くなったけど、いい感じじゃないですか。

令人:コンセプトが「大人が乗れるガンダム」だからね。青や赤の原色を減らしておもちゃ感が出ないようにしてみました。原作のように少年少女が乗るならトリコロールもいいと思うけど、ムウのような大人が乗るのはどうかな、と。

和歌:ムウが乗ったときは、ムウ専用の色にして欲しかったな、と思いましたよ。PS装甲も色は変えられるみたいだし。パープル系とかにね。

令人:カガリストライクルージュも、キラが乗った時にはストライクの色になっていたしな。

 

和歌:さあ、後はエールストライカーですね。

令人:その前、というか同時進行になるかもしれないけど、このストライクにもデカールトップコートの工程が残っているから。

和歌:その10くらいまで行っちゃうんじゃないですか?

令人:GWにどこまで進められるかだな。

和歌:それでは、今回はここまでです。また次回にお会いしましょう!

 

 

 

 

MG パーフェクトストライク その5

令人:こんにちは! パーフェクトストライク第5弾です。今回はこちらから。

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和歌:ソードストライカーの完成ですね。

令人:実はほぼ完成版。

和歌:ほぼ? ああ、そうか、肩に付けるパーツのパイプがありませんね。

令人:この前ビックカメラで小さい模型用のスプリングが売ってあるのを見つけて、これに換装するのもいいかな、と思ったんだけど、太さが微妙だったから一旦キットのサイズを確認してからと思って、その時は買わなかったんだよ。

和歌:で、確認して買い直した、と。

令人:いや、ここだけ金属にしても違和感があるかな、と思い直して、やめました。金属色の塗装にします。

和歌:なるほど。では、金か銀に塗ると云うことですね。

令人:どっちにするかはまだ決めてません。

 

和歌:さて、次は本体ですね。まずは、頭部。

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令人:まだ素組みとスミ入れだけです。

和歌:ストライクの顔も独特ですよね。アンテナも。

令人:マスクに縦のモールドがあるとは今まで知りませんでした。実は結構ストフリとの共通点があるのかな。

和歌:デカールとツヤ消し後が楽しみですね。続いては、腕部。

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和歌:あ、肩部もありますね。ってか、ヒジ、ほとんど180°じゃないですか。

令人:レッドフレームに勝るとも劣らない可動性の広さもストライクの特徴だからな。

 ガンダムイボルブのEVOLVE../8を観ると、そのスゴさがよく解ります。ところで、この腕部には一部色変更をした場所がありますが――

和歌:前回の写真に写っていた、「コレ」ですね。うわあ、全然違和感がないなぁ。

令人:MGエールストライクの取説の写真を見て、え、こうなってたのか、と改めて気付かされることが多くて。っていうか、ストライクの細かいところを見ていなかったんだなぁ、と。

和歌:SEEDシリーズの戦闘シーンって動きが速いからモビルスーツを見るより戦闘シーンそのものに見入っちゃいますよね。

令人:そういうことなんだろうな。あ、写真撮り忘れたけど、腰部も組み上がりました。

和歌:では、そのお披露目はデカールを貼った後で。

では、今回はこの辺で。

令人:ガンダムイボルブは機会があったら、是非観てみてください。どの話も一見の価値ありです。

 

 

MG パーフェクトストライク その4

令人:こんにちは! 速くもその4です。

和歌:今回はどこまで?

令人:まずは、こちら。

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令人:ランチャーストライカー、完成です!

和歌:デカールを貼ってツヤ消しのトップコートですね。

令人:このキットには水転写デカールが付属していたので、きちんとぬるま湯を使って貼りました。それでも、剥がれたり破れてしまうところがあったので、難しいですね。ステッカーの方がラクではありますけど、仕上がりはデカールの方がキレイだからなぁ。

和歌:あれ、シールドのところ、なんかマークがありませんでしたっけ?

令人:説明書では、「X105」の上に地球連合軍のマークがあったけど、パーフェクトストライクが戦った相手がその連合軍だったので、そのマークがあるのは変だろ。実際にマークがあったとしたら、ムウなりメカニックなりが絶対削り落としてると思うんだよね。なので、1回貼ったんだけど、剥がしてしまった。

和歌:なるほど。

 

令人:そして本体の方はこちら。

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和歌:それぞれはどこのパーツですか。

令人:それは考えてみてください。

和歌:赤はテカテカですね。

令人:さっき塗ったばかりだからな。赤だけはガンダムレッドをそのまま塗って、白とダークブルーはエアブラシシステムを使いました。白はガンダムマーカーEXのニューホワイトです。

和歌:シールドと、どこかの翼――これってエールストライカーのパーツじゃないですか。

令人:そう云えばそうだ。本体のパーツは真ん中の比較的小さいパーツだけでした。

和歌:次はソードストライカーですか?

令人:その予定です。でもデカール貼りとトップコート吹きの間隔はあまり開けたくないけど、この週末は天気が悪いみたいだし、本体の組み上げが先になるかもしれません。

和歌:それでは、また。

 

 

 

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