想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

アーマードメサイアバルキリー その1

令人:こんにちは。今回からいよいよタイトルに沿った、令和に造ったプラモデルを紹介していきます。

和歌:長いプロローグでしたね。

令人:栄えある第1弾はこちら!

 

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今までの流れを無視して、ガンプラではありません。しかも正確には令和になってから完成した機体で、製作は平成時代から始めています。

和歌:キターーー! アーマードメサイア、しかもオズマ機! やっぱカッコイイ――

令人:知ってるの?

和歌:もちろん! マクロスシリーズは全て観ていますよ! 中でもイチ推しは『マクロスF』で、イチ推しキャラはオズマです。マクロスFは音楽があの菅野よう子さんですよ! 劇伴だけでなく歌の作曲までされていて、どれも素敵!

令人:菅野よう子さんと云えば、両陛下即位の式典で奉祝曲を作って自ら指揮もしていたね。

和歌:組曲『Ray of Water』ですね! 第3楽章で嵐が歌っていたけど、『君が代』のメロディーが巧みに織り込まれていましたよね。

令人:さて、今回の商品名は、『1/72 VF-25S アーマードメサイアバルキリ- オズマ機』。今回もスミ入れとトップコートだけですが、キャノピーの黒い部分だけガンダムマーカーで塗装しています。えーと、可変戦闘機VF-25Sにアーマードパーツを追加装備した機体。民間軍事プロバイダーであるS.M.S.が試験運用している。

和歌:もう、資料なんて要りませんよ。ガンダムしか知らない方々のために説明しますと――

令人:なんか云い方にトゲがないか?

和歌:だってずっとガンプラばかりだったじゃないですか。ガンダムは勉強しても勉強しても全然追いつかない感じがするんだもん。マクロスシリーズは宇宙に進出した人類が新たなる天地を求めて航行す巨大な船団があって、その中には街がまるごと入った船もあり、テレビシリーズはほとんどその街が舞台になっています。コンセプトは、可変メカと歌と三角関係。テーマは、異星人との衝突と交流、と云ったところでしょうか。

令人:最新作の『マクロスΔ』は三角関係要素が薄かったな。

和歌:そうなんですよね。私もそこはちょっと不満。あ、そうそう、オタクって言葉も語源はマクロスから来ています。

令人:超時空要塞マクロス』の主人公が二人称でお宅って云ってたんだよな。さて、背景の説明はそのくらいにして、キットの方です。

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写真をよく見て何か気付くことないかな。

和歌:んー、光沢の部分とつや消しの部分がありますね。

令人:その通り。今回、素体であるメサイアグロスで、アーマードパーツはマットで仕上げています。そうすることによって「装備を付け足した感」がより出るかと思ったんですが、どうでしょう?

和歌:でも、本体を光沢で仕上げても、アーマーをかぶせちゃうと見えなくなるんですよね。

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令人:そうなのよ。しゃかりきになって全部に光沢を吹く必要は無かったという、ね。

和歌:靴しか出ていない(笑)

令人:結果的に水性トップコートを光沢、つや消し、どちらもほぼ丸々一缶使っています。また、私は塗装ブースなど持っていないから、基本的にトップコートなどのスプレー缶は外で使っています。あるブロックを組んで、ステッカーやデカールを貼って、トップコートを吹く、と云う流れではじめて造ってみましたが、いやぁ、時間がかかりましたね。ただでさえパーツ数が多いのに、平日の夜組んでも休日にならないとトップコートを吹けないという制約もあったので。

和歌:あれ、ロボットにはならないんですか?

令人:もちろん、変形しますよ。ただ、変形には手間暇がかかるし、撮影にもちょっとした手間が必要になるので、それらはまた後日に。

和歌:だからタイトルにの「その1」が付いているのね。

令人:そういうこと。

 

 

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令人:リアビューです。最初はバーニアをシルバーにしようと思いましたが、金属よりセラミックの方が熱に強いというJAXAの方の説明を思い出し、キットのままにしました。

 

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令人:機首と頭部の製作途中写真。パイロットは簡単に塗り分けました。白い部分だけですが、それだけでも見栄えが全然違います。

 

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