想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

MG Ex-Sガンダム その1

令人:こんにちは! 最近ソーシャルゲームの『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争』に嵌まっている令人です。

和歌:そのせいですか、また間が空いたのは。

令人:いや、それだけじゃないんだが、この半月、何もしてなかったわけではないぞ。

夜な夜なせっせとデカール貼りをだな――

和歌:じゃ、まず先にキットの紹介をしましょう。『MSA-0011[Ext]Ex-Sガンダム』のMGです。発売がなんと2003年3月! 17年前のガンプラです。

令人:去年、2019年の4月にSガンダムとのコンパチキットが出ましたが、今回は2003年の初めてMGで出た方です。実は作り始めたのはもう何年前だか覚えていないくらいで。重要なパーツが折れてしまい、このキットの再販の時期を狙って部品の注文をしようと思っていたのですが、なかなか再販がかからなくてね……

和歌:だからパッケージ写真が無いんですね。

令人:今年になってもう部品注文は諦めて、折れた部分は残っていたので、タミヤの強力接着剤などを使って接着を試みたわけです。その結果は――

和歌:あ、それは次回に回してください。

令人:なんだ、そりゃ。

和歌:いろいろと、段取りがありまして。今回はパーツごとに拡大してデカールをお見せするんでしょう。

令人:カトキメカはやっぱり多数のコーションマークが無いとね、ということで、出ているはずのMG Sガンダムシリーズ用のガンダムでカールを探したんだけど、これもまた無くてね。探したのが上記のコンパチモデルが出た直後頃だったので、再販して出回っているんじゃ無いかと思ったんだが、当て外れだった。仕方ないので、ヤフオクを探したら、こんな物がありました。

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和歌:中国語ですね。

令人:うむ。中国の雪焰工作室というところが作った物らしいね。

その他に元々キットに付いていたドライデカールとマーキングシール、ムックに付いていたステッカー、そしてνガンダムダブル・フィン・ファンネル拡張キット付属の水転写デカールを駆使してペタペタ貼り付けました。

和歌:それではそろそろ行きましょう。まずは――

 

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令人:はい、胸部とスタビレーターですね。胸部はムック付録のステッカーを使っていますが、近づくとシール感がバレバレなので、あまり拡大しないでください。スタビレーターの連邦宇宙軍のロゴは、ドライデカールが上手くいった例ですね。

 

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令人:プロペラントタンクです。

和歌:GUNDAM SYSTEMのロゴ、よく見ると欠けてますね。

令人:おれも今気付いた。もう、見なかったことにしよう。ここはステッカーやら水転写デカールやらいろんな物が混在しています。

 

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令人:腹部から腰部です。下の写真は翼を拡げていますが、MSの時にはたたまれます。

和歌:MSの時?

令人:そうか、云ってませんでしたが、このキットはGクルーザーという巡航形態に変形します。

和歌:そういう情報はもっと早く云っていただかないと。プレイバリュー高いじゃないですか。

令人:それには哀しい事情がね……

和歌:それもまた次回で。

令人:ウイングの赤い部分はメタリック調のシールがキットに付いていますが、時間が経つと剥がれてしまうので塗装しました。マスキングテープで白い部分をマスクして、ガンダムマーカーエアブラシシステムでガンダムレッドを吹き付けました。実は1面が上手くいかなかったので、マーカーのままで手塗りしています。

 

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和歌:腕部ですね。前腕の先っぽのデカール、なにか見覚えが……

令人:これはフィン・ファンネルで使ったデカールですね。ちなみにデカールの配置はムックの作例などを参照していますが、基本オリジナルです。まぁ、使っているデカールやステッカー自体が一般に流通している物じゃないですからね。

 

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令人:小ウイングです。これもGクルーザー形態の時には展開します。これも大ウイングと同様にエアブラシシステムで塗っています。

 

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令人:バックパックです。同じ物がもう一つあります。バックパック本体の白い部分はガンダムマーカーのホワイトで部分塗装しています。これもマスキングはしていますが、あまりきれいにはいかなかったので、はみ出したところはパーツの表面を削って消しています。全塗装しない、成形色を活かした作り方ならではの消し方です。ちなみに全体はツヤ消しのトップコートを吹いていますが、このメインノズルは金属感を出すために光沢にしています。

 

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令人:大腿部とビームキャノンです。

 

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和歌:脚部ですね。膝のところ、なんか穴が開いてません?

令人:そこには後でインコムという武装をはめ込みます。ちなみに膝カバーの裏にはビームサーベルの柄が格納されています。そのインコムですが、今回は新たな試みを為ています。

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令人:ムックの作例写真に感化されて、いわゆる金属色を塗ってみました。が。

和歌:が?

令人:塗った場所が小さすぎてどれくらいの効果があったのかはっきりしない。

和歌:確かに判りにくいですねぇ。最終的な出来上がりは次回にご覧いただきます。

令人:この塗料はエナメル系だし、筆の洗浄には溶剤、その名もシンナーを使うので、換気には十分注意してください。私の場合は、家人がアレルギー持ちばかりなので、屋外で作業しています。

和歌:さて、最後はこれですね。

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令人:パーツ単位で収納する際には、そのままバラッと箱に戻すと傷が付いたりステッカーやデカールが剥がれる恐れがあるので、こうして厚手のチャック付き袋に入れています。百均で売っていますよ。

和歌:さて、後は組み上げですね。

令人:そうなんだが、可動部分がへたってユルユルになってるところがあるので、そこをなんとか修復してからだね。

和歌:じゃぁ、次回はガンプラ以外になりそうですね。いよいよあのASが登場です!

令人:今回から、そのキットを作るときに使ったツールや塗料などをアフィリエイトの方に掲載しますので、そちらもご参考ください。

 

 

 

 



 


 

 

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