MG 高機動型ザク

令人：こんにちは！　今回はもうのっけから行きます。

和歌：これは… ザクですよね。 見たことがないカラーリング。

令人：そりゃそーだ。 おれのオリジナルだもの。
和歌：ああ、ベースはこれですね。 えーと、宇宙空間戦闘用高機動型モビルスーツMS-06R-1Aシンマツナガ専用ザクVer.2.0、です。
令人：実はこれ、かなり前に以前いた部署から異動するときに餞別としていただいたもので、後輩の一人が選んでくれたそうです。

和歌：それは嬉しかったでしょうね。
令人：そりゃあね。 それにしてもなかなかシブイいいいチョイスだと思った。 ただ、作り始めたのはかなり前なので、パッケージは残っていません。 で、作るにあたっては、このまま作っても面白みに欠けると思い、色を変更させてみようと。 赤はすでに2種類もあるし、青はグフっぽくなっちゃいそう。 そういえば、カーキはあっても緑は無いじゃないか、ということで、部分的に緑を入れてみました。 途中まで作ってなぜかしばらく放置されていたのを、この度緑を塗り足して完成させました。 いかがでしょうか？
和歌：こういうのも有りなんですね。

令人：どこで聞いた言葉だったか思い出せないんだが、ガンプラは自由だって言葉があってね。
和歌：いや、そんな故事成語みたいに云われても…
令人：説明書通りに造るのが基本なんだろうけど、それだけでは満足できなかったり、オリジナリティを出したいって人たちは大勢いて、中には大掛かりな改造をする人もいる。 おれは改造のスキルが無いから色を変える程度で。

和歌：なるほど。 じゃあ、私なりのかわいい色で塗っちゃってもいいんですね。
令人：もちろん。 ところで、ザクに話を戻すけど、私は基本的にνガンダムだのEx-Sだの、武装がゴテゴテ付いてたり変形したりとよりプレイバリューの高いキットが好きなんだけど、そういうのって、動かしたり変形させたりする間に余計なところが外れたり、最悪破損したりしがちなのよ。 そういうのに比べて、このザクは何も付いてないからガッシリ安定しているし、ガシガシ動かしても問題無いし、これはこれでいいなと思いました。
和歌：では、残りの写真を載せておきましょう。

和歌：これはリアビューですね。バックパックが通常のザクと全然違いますね。

令人：空間機動用だからね。逆に、S型とは云え、あんなバックパックであれだけの機動を見せたシャアはやっぱスゴいんだな、と。

和歌：シャアにはこの機体は与えられなかったんですかね。

令人：この機体が開発されたときはシャアは地球にいたし、その後宇宙に上がってからは最新鋭機のゲルググがあったからね。

和歌：タイミングが合わなかったんですね。

和歌：修正してやるっ！　的な？

令人：そうしたかったんだけど、このMG、腰がほとんどひねられません。

和歌：ひねられない――横回転ができない、と云うことですか？ 

令人：そう。 横回転させようとしたら、サイドアーマーがはじけ飛んしまった。 そうそう、キット的にはVer.2.0なだけあって、例えば脚のパーツが分割されてつま先が動くようになったり、肩アーマーがフレキシブルに動いたりします。 その他に秀逸なのが――

令人：腰や足の動力パイプは1個1個パーツが分割されていますが、1個1個部品を嵌めていくわけではなく、ランナー上で一度にまとめて芯のパーツが各穴に通るように設計されています。 このおかげで、ラクにリアルな動力パイプが再現できるようになっています。

和歌：1個1個はめこむとしたら大変ですもんね。

令人：今見直すと、塗り分けもしてもう少し緑の部分を増やしても良かったな。

令人：武装はザクバズーカとザクマシンガンとヒートホークが付いています。

和歌：なんか指が変な感じになってません？

令人：武器用の持ち手があったはずなんですが、残っていませんでしたので、無理矢理持たせています。

令人：やっぱザクと云ったらこれだよなぁ。

和歌：はい、では今回は以上で。次回はRGデスティニーの続報です。