想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

MG ザクⅡ Ver.2.0 フレームモデル

令人:こんにちは! 気が付けば2023年初の投稿ですね。

和歌:今頃ですが、今年もよろしくお願いします。――って、半年以上経ってるけど、何か進展したんですか、例の改造とやらは。

令人:とりあえず改造プランを練ろうと組立済みのザクから外装を外していたんだが、MGってフレームの方にもきっちりとモールドが彫られているじゃん?

和歌:そうですね。外装被せたら見えなくなるのに、って思っています。

令人:そう、せっかくのモールドをそのまま隠すのも勿体ないので、まず、いわゆるフレームモデルを作ってみることにしました。

令人:こんにちは! 気が付けば2023年初の投稿ですね。

和歌:今頃ですが、今年もよろしくお願いします。――って、半年以上経ってるけど、何か進展したんですか、例の改造とやらは。

令人:とりあえず改造プランを練ろうと組立済みのザクから外装を外していたんだが、MGってフレームの方にもきっちりとモールドが彫られているじゃん?

和歌:そうですね。外装被せたら見えなくなるのに、って思っています。

令人:そう、せっかくのモールドをそのまま隠すのも勿体ないので、まず、いわゆるフレームモデルを作ってみることにしました。

和歌:ああ、あのRGの箱の写真にあるような、フレームだけで組み上げているやつですね。

令人:RGはアドバンストジョイントの説明用だけどな。今回は先に完成写真を見てもらいます。

和歌:全体が黒っぽいですね。

令人:基本色は今回2種類使っています。このフレームパーツって、ほとんどABS製なんだよ。

和歌:なんか、ABSは塗装しづらいって話、聞きますね。割れちゃったとか。

令人:幾つかブログやYouTubeを見てみたけど、プライマーを使った方がいいとか、アルコール性のガンダムマーカーは大敵だとか。そこで先ず、このサフを全体的に吹きました。

タミヤ スーパーサーフェイサー(100ml)【87026】 塗料

(リンクは楽天市場のサイトです。以下同)

 

和歌:なんか、「プライマー」らしき文字がありますね。

令人:とりあえずこれでキットを保護して、次に水性塗料を用意しました。

和歌:水性ホビーカラーの焼鉄色、ですか。

令人:水性ホビーカラーには、ガンメタっていう色が無いらしいので、一番それに近そうな物を選びました。メタリック、って書いてあったし。

和歌:今回は金や銀ではなく、ガンメタをフレームに使うつもりだったんですか?

令人:ガンマカEXのガンメタを試してみたくて、今回採用することにしようと――

和歌:ちょっとタンマ! なに、ガンマカって? いや、想像はつきますけど。

令人:ガンプラ専門サイトのGUNSTAさんでは、ガンダムマーカーを略してガンマカと云っているから、それに倣っています。で、さっき云ったようにガンマカはABSと相性悪いみたいなので、水性ホビーカラーを使って関節に関わるパーツを塗装しました。

和歌:どうやって? エアブラシ持ってませんよね?

令人:もちろん筆塗りだよ。

和歌:そうか。一番基本的なことを忘れてた。でも、筆塗りは結構面倒だって。

令人:筆塗りモデラーの動画を見ると、みんな塗料を薄めて何度も重ね塗りをするべし、って云うけど、面倒だし時短のためにも希釈せずにそのままで1、2回で塗っちゃいました。

和歌:その割にはあまりムラがありませんね。

令人:多分色が濃いから目立たないだけだと思う。ちなみに今回使ったのは次の5色。

クレオス ガンダムマーカーEX シャインシルバー XGM02

ガンダムマーカーEX ヘビーガンメタリック 塗料

クレオス 水性ホビーカラー H-76 焼鉄色 クレオスH76ヤキテツイロN [クレオスH76ヤキテツイロN]

GSIクレオス|GSI Creos Mr.メタルカラー クロームシルバー

GSIクレオス Mr.カラー スーパーメタリック2 スーパーゴールド2 10ml 模型用塗料 SM202

令人:関節に関わるところは、一番プラに優しい水性ホビーカラーの焼鉄色。ポイント塗装にはMr.メタルカラーのクロームシルバーとMr.カラースーパーメタリックのスーパーゴールド2を使用しています。この3色はすごく隠蔽力が高く、水性塗料の上にラッカー系の金銀が塗れるのは勿論ですが、逆に金や銀を塗った後のはみ出し部分を水性ホビーカラーで修正することができました。薄めて使っていたらこんなことはできないかもしれません。

和歌:手抜きと思ったら、怪我の功名ですね。

令人:ガンマカのヘビーガンメタリックは初めて使いましたが、思っていたのと違って薄めの色で角度によってはシルバーと変わらないんじゃないかと。

和歌:光の当たり方によっては、きれいに見えますね。

令人:元々関節などのフレームに使おうと買った色なんですが、ABSじゃなかったとしても関節に使うにはちょっと存在感に欠けるような気が……

 

和歌:それでは、細かいポイントを見ていきましょう。

 

胸部・腹部

令人:これは、腹の中に収容される部品です。多分、核融合炉を表しているのではないかと思い、金で塗ってみました。組み立てるとこんな感じになります。

令人:これも外装を被せたら見えなくなったんだけどねぇ。

 

 

腕部

令人:次に腕部です。

令人:シルバーに塗り分けた部分が二重関節になっています。肩は前に引き出せます。またヒジ関節には伸ばすと隠れているパーツが、ヒジを曲げると露出されるギミックが組み込まれています。

和歌:外装の干渉が無いからめっちゃ曲がりますね。

 

 

腰部

令人:リアアーマーも塗り分けています。既存のモールドが浅いのでラインチゼルを使って彫り直したのですが、モールドからはみ出しちゃったりしました。スジ彫りはもっと練習が必要です。

 


脚部・足部

令人:腿にはシリンダーの、ヒザにはフレーム露出のギミックがあります。

和歌:こういうところはしっかり塗り分けておくと、装甲を付けた後に映えるんですよね。

令人:足首には二つのシリンダー機構があります。つま先側は金で、かかと側は銀で塗り分けました。この辺は外装被せても見えそうですね。

和歌:さすがMG、つま先が曲がるんですね。

令人:ちなみに足裏はこのように塗り分けています。

 

令人:腿も膝も大きく動くから、このポーズも楽々です。

和歌:いわゆる立て膝ですね。

令人:つま先が曲がるから、このポーズも安定しています。

和歌:問題は外装を着けた後にどれだけ制限されるかですよね。

令人:よく見たらシルバーが剥げちゃってるじゃないか。やっぱり全体にコート吹いた方がいいかな――?

和歌:ただでさえきつくなっている関節が心配ですね。

 

和歌:――ということで、今回はフレームモデルでした。後は外装を被せるだけですね。

令人:いえ、その前にもう1回フレームモデル+アルファを作ります。今回はザクシリーズの共通のフレーム、って感じですが、この後に高機動型としての内部パーツがあるのでそれを先に取り付けます。

和歌:最終的な完成まではかなりかかりそうです。それでは、また。

 

 


 


 


 


 


 


 

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