想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

HGCE インフィニットジャスティス その1

令人:えーと、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

和歌:2月の下旬に何を云ってるんですか?

令人:いや、気が付いたらこれが2022年初の投稿なんだよね。

和歌:あー、そういえば。何をやってたんですか?

令人:仕事が忙しくなったのと、とある資格試験の勉強に時間を取られて、単純に作る時間が減ったのと、いろいろとやり直しが多くてね、今回のは。

和歌:ほぼ2ヶ月ぶりということですね。にもかかわらず、毎日アクセスがあったそうじゃないですか。

令人:本当にありがとうございます。では、挨拶はこれくらいにして、本題に入ります。今回はこちら!

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和歌:おお、インフィニットジャスティス! これは2020年発売のHGCE版ですね。ちなみにBANDAIのロゴが青いのは、BANDAI SPIRITSの製品と云うことらしいですよ。
令人:HGCEは初めて作ったけど、パーツ分割やディテールの細かさとか、MGにかなり近い感じがしました。色分けも細かいし。

和歌:でも、なぜ今インジャを?

令人:RGでストフリとデスティニーを持っているので、ストフリとの共演とか、デスティニーとの対決を再現したくて、RGのインジャの発売を待っていたんだけど、全然出る気配もないじゃないですか。

和歌:ないですね。

令人:じゃぁ、HGに手を加えて、RGストフリなどと並べても遜色ない仕上がりにするしかない、と。そして、最近HGCCEが出たことを知ったので、購入したわけです。

和歌:今回のポイントは?

令人:スジ彫りに挑戦!オリジナルディテールも入れちゃうよ!です。

和歌:スジ彫りって、前もちょっとやってませんでした?

令人:ケガキ針を使って、モールドを深くする程度だったけど、今回はちゃんとスジ彫り用のツールを使ったんだよ。

 

この0.2mmと0.1mmを購入したんだけど、0.1mmは細すぎてほとんど使っていません。

和歌:0.1mmの違いって…

令人:1/144だったら0.1mm、1/100だったら0.2mmと思ったんだよ。

和歌:それでは、現在進んだところまで見てみましょう。

 

 

胸部・腹部

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令人:これは部分塗装以外は素組みのものです。

和歌:コクピット周りとダクトの色を変えているんですね。

令人:今回のカラーアレンジは、できる限り真っ赤に!です。イージスみたいに全身を赤くしたい。RGに寄せるために赤は2色使おうと云うことで、ちょこちょことガンダムマーカーのメタレッドを使っています。

和歌:後は、デカールを貼ってトップコートを吹くだけですね。

令人:いや、今回は改修するよ。説明書の完成写真を見ると、全体的に円い、というかRが多い感じがしたので、ストフリに近づけるべく面やエッジを出していきます。例えば腹部――コクピットハッチになるのかな、ここも局面になっていたので、ヤスって平らにしました。

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和歌:左が作業前、右が作業後ですね。

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令人:さらにコクピットハッチの上の部分も平らにしました。

和歌:この程度のヤスリがけで大丈夫なんですか。

令人:いやぁ、ヤスってたら裏にピン穴のあるところが貫通し始めてしまったので、慌ててやめたんだけど、もう少し細かい目で仕上げた方が良さそうだね。

和歌:それにしても、バルカン砲を上手く塗り分けましたね。

令人:実は上のバルカン砲は別パーツになっているのだよ。

和歌:ホントに、構成がMG並ですね。

 

腕部

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令人:左が加工前の素組み、右がスジ彫りを加えて塗り分けています。

和歌:また違う赤ですね。でも微妙さがRGっぽいかも。

令人:さっきのコクピット周りは元々白いパーツで、こちらは赤いパーツにメタレッドを吹いてみました。だから、赤は3種類ということになるね。パーツ構成がホントに秀逸なので、「パーツの隙間からフレームがのぞく」というのをやってみました。

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令人:ここでやめておけばいいのに、右腕の隙間を左腕に合わせようとしたところ――

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和歌:あらぁ、やり過ぎてしまいましたね。

令人:合わせながらヤスったはずなんだけどなぁ。

和歌:フレーム部がシルバーなのは、設定に沿っているんですね。

令人:ガンダムマーカーのシャインシルバーをエアブラシシステムで吹いています。エアブラシシステムで吹いた色とマーカーの直塗りで色味があまり変わらなそうだったので、シルバーは切り離す前にランナーごと塗っています。

 

 

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令人:左が加工前、右が加工後。肩先のパーツをシャープ化しています。

和歌:肩はまだ作っていないんですね。

令人:肩はちょっと凝ったスジ彫りを入れるので、後回しになっています。

 

頭部

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和歌:なんか、目が大きくないですか?

令人:頭部が非常に時間がかかっていて、まず、登坂のセンサーの塗り分けを何度もやり直しました。キットにはホイルシールが付いていますが、ある理由によってシールは使わず、いや、塗り分けの際のマスキングとして使ったな。あまり上手くいかなかったけど。

和歌:目、っていうかカメラアイもシールが付いていますよね。

令人:カメラアイの部分だけを切り抜いて使おうと思ったんだけど、カッターの刃が円くなっていたのか、上手く切り抜けず、そのまま使おうとしたら位置決めで何回も剥がしている内にボロボロになってしまい、目のモールドも見えなくなってしまったので、仕方なくカメラアイを自作することにしました。使った0.3mmのプラ板です。

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令人:シールを貼って、それに合わせて切ろうとして、左側はまだいい方なんだけど、右目がちょっと大きかったですね。これ以上やるとドツボに嵌まりそうだし、この画像は下から撮ってるからなおさら大きく見えるのであって、顎を引けば上側はヘルメットのひさしに隠れてイイ感じになるんじゃないかと思います。

和歌:この塗装は蛍光グリーンですよね。蛍光色を使っていると云うことは、まさか――

令人:今はまだ云うべき時ではないぞ。全てが完成してからだ!

和歌:そんなにもったいぶるほどのことでもないと思うんですけど……

 

腰部――フロント&サイドアーマー

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令人:こうやって改めて見ると、フロントアーマーの先っぽももっとシャープにした方が良さそうだな。

和歌:何故、サイドアーマーは一つだけなんですか?

令人:2回目の塗装をしようと先端のパーツを持ち手棒に挟もうとしたら、外れて飛んじゃってね。飛んだ先が家で一番雑然としたところで、結局見付からなかった。後でまとめてパーツ請求します。

和歌:それにしてもキレイに塗り分けましたね。

令人:シルバーの部分はいずれも別パーツになっているので、塗りやすかった。いや、ほんとユーザーフレンドリーな設計だよ、このキットは。

 

和歌:はい、今回はここまでですね。次はいつになります?

令人:今は、肩のモールド作りが難航しているところです。とにかく、1ヶ月はあけないようにしたいと思っているけど、繁忙期に入って土曜日も仕事が入ったり、平日も

外で仕事すると帰りが遅くなるしで、1年で一番忙しい時期に加えて、勉強する時間も必要なので、気長に待っていただけるとありがたいです。

和歌::まあ、とにかく次はインフィニットジャスティスの続きですね。

令人:そうだね。あ、でも今、スーパーメサイアの改修もぼちぼちやってます。

和歌:スーパーメサイア!? マクロスFの? うあー、楽しみ。

令人:翼の付け根が両方とも壊れてしまっているので、いろいろ思案中です。

和歌:と云うことで、また次回にお目にかかりましょう。

 

 

 

 

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