想像と創造の狭間で(プラモデル製作日誌を中心に)

基本、プラモデルの製作過程やカラーアレンジの紹介が中心ですが、たまに日本語にまつわる疑問・関心事についても書いていきます。

1/60 アーバレスト その1

令人:こんにちは! 今回は予告通りガンプラ以外のプラモをご紹介いたします。

和歌:はい。1/60 ARXー7 アーバレスト Ver.Ⅳです。

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令人:このボックスアートもカッコイイですよね。

和歌:何ですか、これは? 見たことが無いですね。

令人:フルメタル・パニック!』というシリーズの小説があってな、それに登場する8m前後の人型ロボットをアームスレイブと云うんだけど、このアーバレストはいわゆる主人公機だ。アニメ化もされていて、現在第4期まで作られた。

和歌:だからVer.Ⅳなんですか。

令人:うむ。第4期の放送に合わせてキットも発売されたらしい。

和歌:これもバンダイなんですね。

令人:他にもKOTOBUKIYAアオシマからも一回り大きい1/48スケールで出ていて、たまにはバンダイ以外のメーカーの物を作ってみようとも思ったんだけど、バンダイが一番ラインナップが充実していてね、こっちにしたんだ。

和歌:と云うことは、これから他にもこのシリーズのキットが登場してくると。

令人:ふふっ。もう積みプラの中に入っている物もあるのだよ。ちなみに、私は以前に確か第1巻だけ読み、アニメは第4期だけ観た程度。今回キットを作るに当たって原作本を読もうと買いそろえたんだけど、何しろ第1巻が発行されたのが20世紀だから書店には並んでおらず、通販サイトは送料がべらぼうに付くし、古本屋でいくつか買えたけどなかなか揃わず、書店に注文したりして、第4巻以外は揃えられました。現在2巻まで読みましたけど、アーバレストは途中から登場するんだけどバリバリに活躍しています。

和歌:さて、そろそろキットの中身にいきましょう。

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令人:まずは胸部と腹部ですね。

和歌:やっぱ、モビルスーツとはどことなく違いますね。

令人:オリジナルのデザインは分からないんだけど、今回キット化にあたって、メカデザイナー海老川兼武さんが監修しているそうです。海老川さんは『ガンダムOO』でも主人公機などのデザインをされている方です。ちなみにこの胴体部、さすがバンダイですね、次のように可動します。

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和歌:ほほう、前屈と上体そらしができるんですね。

令人:さらに腕部の可動もすごい。肘はほとんど180度まがります。

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和歌:これってまだ素組みのままですよね。なのに色分けがきっちりされていますね。

令人:スミ入れだけです。肩の複雑な色分もご覧の通りです。ちなみに頭部も。

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和歌:あー、顔を見るとやっぱりMSとは全然違いますね。

令人:この胸部両側面のパーツも可動するので、武器の両手持ちなんかも簡単にできそうです。

和歌:今回はポイント塗装はあるんですか?

令人:いや、その必要はなさそうです。他のキットのデカールを流用してコーションマークを付けるかどうか検討中です。

和歌:とにかく組み上がるのが楽しみですね。さて、MGブルーフレームデカールがまだ見つかっていないそうなので、次回は続けてアーバレストの製作工程になる予定です。

令人:アストレイデカールはもう、ガンダムベース東京に行くしかないかな……

 

 

 

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